SURPRISE REALIZE

アラサー保育士が好きなことを書くブログです

「辛」の披露にあたり、MステとLDHに物申す

6/17(金)テレビ朝日系で放送されたミュージックステーションを見て、筆者はとても悲しい気持ちになった。今市隆二がソロとして初めて出演し、以前にも記事を書いた「辛」を披露するにも関わらず、放送中に楽曲に関する説明もなく急に歌唱となったからだ。

※以前の記事はこちらから https://looking-rocky.hatenablog.com/entry/2022/06/09/180201?_ga=2.256908875.1396255503.1655486219-856736541.1654088374

案の定、多くの視聴者には楽曲に込められた思いは伝わらず、Twitter上には歌詞を揶揄する内容のツイートが溢れていた。また、歌唱中にも被せの音源があり、少しでもその音程と合わないとひどく下手に聞こえるという事態も起きてしまった。このことも批判ツイートに繋がってしまっているが、なぜLDHがこのように被せとしてCD音源を流しているのか、筆者は本当に理解ができない。何故なら数年前までは被せもなく生歌のみで歌番組に出演していたからだ。生歌であれば多少音を外してもその歌声のみが聞こえるため、原曲を知らなければミスはあまり目立たないだろう。しかし、被せがあることにより音程にズレが生じると視聴者は「あぁ、ここ失敗したんだ。」と感じてしまう。半端に被せの音源を残すことで悪い結果にしかならないと考えてしまうのだが、どうもLDHの人達はそうは思わないらしい。でも素人の一ファンからしても曲を聞いたときの違和感はもの凄いのだ。明らかに方針がおかしいと筆者は強く訴えたい。自社のアーティストを潰したいのだろうか?

番組の構成にも物申すことはある。歌唱以外のパートが尽く蛇足だったからだ。結婚式で人気の楽曲を紹介したいという企画の意図は分かる。しかし、なぜ8年前と比較するのか、シンプルに今年のランキングのみで良いところに過去のランキングの楽曲も載せることによって、余分に尺が取られてしまっている。また、ジャニーズ持ち込みの謎の企画も本当に必要だっただろうか?特に誰が企画を回していくか、というくだりは何を見せられているのかと虚無感しかない時間であった。そんなことをするのなら、それぞれ素晴らしいアーティストが披露する曲を真摯に紹介してから歌唱という流れにできないだろうか?夜もヒッパレ程バラエティに特化もせず、CDTVのようにアーティストのことを紹介しない、長く続いていることだけが取り柄の番組は、必要なのだろうか?

ファン層の需要からズレにズレまくった番組と、アーティストの所属事務所。筆者は双方への不信感がかなり高まったが、それぞれの行く末はどうなっていくのだろうか。どちらも完全な泥船に思えて仕方ないのだが…