SURPRISE REALIZE

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ディズニープレミアアクセスってどうなの?実際に利用してみた感想


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2022年5月19日より、東京ディズニーリゾートで新サービス「ディズニー・プレミアアクセス」が導入された。筆者はこのシステムが発表されたときに、ものすごく簡単に言えば有料のファストパスのようなものなのだろうと、そんな印象を抱いていた。しかし、その実態はどのようなものなのか、使ってみないことには分からない。そこで5月末に東京ディズニーシーへ入園した際にソアリンで試してみることにした。

 

 

ちなみにディズニープレミアアクセスを利用するには大きく2通りの方法がある。アプリ上でクレジットカード決済を用いて取得するものと、パーク内の施設で取得するものだ。アプリでの取得は東京ディズニーリゾートの公式サイトにて案内があるため、そちらを参照していただきたい。筆者はこちらの方法で取得した。

 

東京ディズニーランド

【公式】ディズニー・プレミアアクセス | 東京ディズニーランド

 

東京ディズニーシー

【公式】ディズニー・プレミアアクセス | 東京ディズニーシー

 

また、パーク内施設はランドとシーそれぞれ以下の場所にて取得できる。

 

東京ディズニーランド

 

エントランス向かって左側

メインストリート・ハウス


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東京ディズニーシー

エントランス向かって右側

ゲストリレーション


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しかし、筆者はこれらの施設を利用しなかった。正確なインプレッションができず、よくこんな記事が書けたものだと我ながら思う。一生の不覚である…  

 

 

話を戻そう。指定時刻になりソアリンへ向かう。スタンバイの列は恐ろしく伸びているが、そこを全く気にすることなく二次元コードを用意し、あのファストパス用の入口へ向かう。筆者にとって約3年ぶりとなるこの道のり。懐かしさを感じずにはいられない。入口で二次元コードを読み取る。以前まで導入されていたスタンバイパスでもこの機械を使ったが、その後の道は本当に久しぶりである。通常のQラインでは見られない展示も見ることができ懐かしさを感じずにはいられない。 


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例の機械  読み取らせて緑に光ると最高に気持ちが良い

 

 

しかし、実際に2000円払うことの恩恵はどうだろうか?筆者の体験を元に考えていこう。先に述べたようにファストパス用の通用口を利用するためアトラクションを何十分も何時間も待つことはない。筆者はそれだけでも優越感を感じることができた。だが、スタンバイのQラインでは博物館の展示を眺めながらアトラクションの雰囲気に酔いしれられる。あの雰囲気も本当に良いのである。細部まで作り込まれた展示品を見られないのは少し残念でもある。待ち時間については大幅な短縮となった。この時点で通常のスタンバイと大きな差ができているが、それで終わりではなかった。アトラクション内部の案内でもプレミアアクセスを利用したゲストは優先的に進むことができたのだ。プレショーは最前列で観覧することができ、その後のドリームフライヤーへの案内も扉に近いゲストでなく最前列のプレミアアクセス組からだった。そしてドリームフライヤーへ乗り込む際も、最前の機体へ案内された。

ここまで厚遇されて良いのだろうか?

いや、良いのである。だって2000円も出してるのだから。

 

 

以上を総合的に評価すると、ここまで丁重に扱われるなら、プレミアアクセス良いじゃん!となりそうだが、冷静なってみるとアトラクション1回でせいぜい30分もないことである。そこに価値を見いだせるかは、一人ひとりの尺度によって異なるであろう。単身者がそれぞれで購入したならば、2000円は日々の生活を少し節約すればチャラにできる価格かもしれない。しかしこれが5人家族であったらどうだろうか?1万円の出費となると家計を圧迫しかねない額である。そうなると厳しい価格設定とも言える。結局のところ、1人あたり2000円という価格は、出せる人は出せるし、渋る人は渋る、絶妙なバランスで設定されたものなのだ。ここまで長々と書いておいて身も蓋もないまとめ方であるが、オリエンタルランドさんの戦略がそれであるならば、強気な姿勢だがゲストは利用してしまう上手いところを突いていると言えるだろう…